今回は、日本市場に参入した中国のスマホメーカー「Xiaomi(シャオミ)」に関する内容です。
小米科技(シャオミ)は、中華人民共和国北京市に本社を置く総合家電メーカーで、2010年4月6日に雷軍によって設立された。
スマートフォンメーカーとして創業し、2011年8月16日に北京市にて、初代小米手機を発表した。
キャッチコピーは「Just For Fans」
2010年代前半には中国市場で急成長し、一時は中国でシェアNo.1、グローバルでもトップ3を争うところまで、規模を拡大した。
同社が急成長した背景には、デザイン性の優れた端末を比較的、リーズナブルな価格で販売したこと、オンライン販売に特化したセールスを行なったこと、アップルを模倣したプロモーションを展開したことなどが挙げられている。
Xiaomiは2019年12月に日本市場に参入し、日本進出第一弾となる「Mi Note10」「Mi Note10 Pro」が相次いで発売されました。
しかし、2020年5月5日に公開したPR動画の内容が、ネット上で物議を醸しています。
そこでこの記事では、「The Legend Continues」について共有させて頂きます。
【Xiaomi(シャオミ)】2019年に日本進出
Xiaomiは2019年12月に日本市場に参入し、日本進出第一弾となる「Mi Note10」「Mi Note10 Pro」を発売しました。
スマートフォンなど電化製品を手掛ける中国Xiaomi(シャオミ)は11月13日、近く日本市場にスマートフォンを投入することを明らかにした。具体的な進出時期や投入製品は示していないが、メディアに対する説明の中で、1億画素カメラを搭載したスマートフォン「Mi Note 10」について詳しく話した。
Xiaomiのスティーブン・ワングさん(東アジア地域ゼネラルマネジャー)は、「東アジアの中で、日本は最も大きい市場。スマホのスペックに詳しい消費者が多い」と日本市場を分析。「Xiaomiは製品の利益率を5%以下に抑え、テクノロジーの楽しさを安い価格で、多くの人々に提供してきた。日本でもコストパフォーマンスの高い製品を投入していきたい」と話した。
1億画素カメラに加え、超広角、望遠、ポートレート、マクロ撮影をカバーする5つのカメラを備える。基本的な動作スペックは、米QualcommのSoC「Snapdragon 730G」に、6GBメモリと128GBのストレージというミドルレンジの構成。
XiaomiはMi Note 10を11月6日(スペイン時間)に発表し、すでにスペインなどで販売を開始している。価格は549ユーロ(約6万6000円)としているが、同社とMi Note 10について販売契約を結んでいるECサイトの中国Gearbestは、日本向けに約5万5000円(税込)で販売している。
【Xiaomi(シャオミ)】反日で日本嫌い?
日本進出を果たしたXiaomiですが、ネット上では「反日」や「日本嫌い」と揶揄されることが多くなっています。
これに関しては、過去に「日本語専攻」の学生を差別したことが理由となっています。
「あなたが日本語専攻の学生なら、出て行ってください。あるいは映画事業で仕事させてやってもいい」。中国スマートフォン大手小米科技(シャオミー)の社員が河南省であった採用説明会でそう発言し、「就職差別」と批判されている。同社トップに抗議の声が寄せられ、社員は謝罪に追い込まれた。
22日夕に鄭州大学であった採用説明会で、小米のイノベーション部門責任者とされる秦濤氏が、日本語専攻の学生に会場から出て行くよう要求したという。秦氏がこの時、「仕事させてやってもいい」と言った「映画事業」とは、中国人の若者の間ではアダルトビデオ産業の意味ととらえるのが普通だ。
秦氏の話を聞き、会場にいた200人以上の学生はみな笑ったという。憤って会場を離れた日本語専攻の学生は、河南商報の取材に、「日本語専攻の学生に対するきわめて重大な侮辱だ」と述べた。
報道以降、小米の最高経営責任者・雷軍(レイチュン)氏のネット上のミニブログ微博(ウェイボー)には「日本語専攻の学生は小米の商品を使うのをやめよう」などと学生らから抗議が寄せられている。こうした事態を受け、23日に秦氏が微博に謝罪文を掲載した。だが、秦氏から日本や日本人に対しての言及はない。発言の背景も不明だ。
【PR動画】原爆比喩で炎上!解釈内容や考察は?
Xiaomiは、2020年5月5日にYouTubeでPR動画を公開。
「The Legend Continues」というタイトルで、 ”高速充電機能”を紹介する内容となっていますが、表現方法が物議を醸しています。
https://t.co/oEVCNZGY4y pic.twitter.com/Pe9r8QgPCI
— sugar (@satokibi03) May 5, 2020
ネット上では、日本と長崎県に投下された原子爆弾である「ファットマン(太った男)」を表現していると考察されています。
動画の流れは以下の通りになります。
- 男性がお寿司を食べる
- 体が膨らみ始め(ファットマン)、建物を破壊し上空へ
- 建物の外には日本家屋とスカイツリー(浅草の写真と一致)
- 上空で爆発し、原子爆弾の特徴であるきのこ雲が浮かび上がる
- 雲の中には多数の”日の丸”模様
そして該当の動画が炎上状態になった為か、公式YouTubeから動画が削除されました。
さらに、動画には小さく英語表記の文章が掲載されており、「全てPR目的で内容に責任はない」という趣旨のコメントになっています。
該当のプロモーション動画が添付されていたツイートにも抗議のリプライが殺到。
公式のTwitterからも動画とツイートが削除されました。
【Twitter】世間の意見や反応は?
今回のPR動画に関して、Twitterには様々な意見が投稿されています。










まとめ
今回は、XiaomiのPR動画について共有させて頂きました。
個人的には、ここまで証拠が揃っているので完全に黒だと思います。
それでも、Xiaomiは満を辞して日本進出してこれからの販売に期待がかかる時期だったので、このPR動画を投稿した狙いが分かりません。
日本人が気づかないと思ったのか、あるいは炎上商法なのか…。
どちらにせよ、自社の信頼を底まで落とす愚策だったと思います。
最後までご覧頂きありがとうございました。
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