今回は、6月2日に京セラドームで行われたプロ野球「オリックス対ソフトバンク(練習試合)」に関する内容です。
試合はモイネロ投手が3者連続奪三振でゲームを締め、「オリックス1-2ソフトバンク」でソフトバンクの勝利で終了しました。
ソフトバンクのモイネロが3者連続奪三振でゲームを締めた。
1点リードの9回から6番手でマウンドに上がると、まずは代打松井佑を150キロ直球で空振り三振。
続く大城にはチェンジアップを振らせると、最後は代打モヤを149キロ直球で見逃し三振に仕留め、6月19日の開幕決定後初の対外試合でセーブを手にした。
一見するとモイネロ選手の好投に見えますが、2アウトで代打に指名されたモヤ選手の「無気力の全球見逃し三振」が、ファンの間で物議を醸しています。
そこでこの記事では、モヤ選手の無気力見逃し三振について共有させて頂きます。
【全球動画】無気力見逃し三振とアイコンタクト
2020年6月2日に京セラドームで行われた、プロ野球の対外試合「オリックス対ソフトバンク(練習試合)」において、9回裏2アウトで代打に指名されたモヤ選手の「無気力の全球見逃し三振」が話題となっています。
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— sugar (@satokibi03) June 2, 2020
初球から見ているファンが動揺してしまうような無気力さで、結局5球全てで一度もバットを振る気配すら見せずに見逃し三振で試合終了となりました。
1点差の場面で、ホームランを打てる力を持った選手が代打に起用されたにも関わらず、一度もバットを振らずに終わったことで、ファンの間で様々な憶測が広がっています。
最有力候補として、現在アメリカで行われている「黒人差別撤廃」に関する抗議運動が関係しているとされています。
2ストライク時の最後の場面で、打席のモヤ選手がピッチャーのモイネロ選手に対してアイコンタクトをして頷いていることから、やはり2人の間で特別な思いがあったと考えられます。
プエルトリコ・リオ・ピエドラス出身でドミニカ共和国国籍のプロ野球選手。右投左打。オリックス・バファローズ所属。
- 生年月日: 1991年8月9日 (年齢 28歳)
- 出身: リオ・ピエドラス
- 身長: 201 cm
- 年俸: 50.75万アメリカ合衆国ドル (2016年)
- ポジション: 外野手
キューバ共和国ピナール・デル・リオ州出身のプロ野球選手。左投左打。ベゲーロス・デ・ピナール・デル・リオ所属。NPB福岡ソフトバンクホークスに派遣されている。
- 生年月日: 1995年12月8日 (年齢 24歳)
- 出身: キューバ ピナル・デル・リオ
- 身長: 178 cm
- 年俸: 5,000万円(2019年)
- 所属チーム: 福岡ソフトバンクホークス (#35 / 投手)
- 代表チーム: キューバ
【ジョージフロイト】黒人差別反対の抗議運動と暴動
現在アメリカでは、黒人男性のジョージ・フロイドさんが警察官に首を押さえつけられ亡くなった事件を発端に、人種差別への抗議活動が広がっています。
まず、大まかな事件の概要は以下の通りになります。
1:ジョージ・フロイドさん死亡事件(5月25日)
フロイドさんは5月25日、アメリカ中西部、ミネソタ州のミネアポリスで警察官に首を押さえつけられ亡くなった。フロイドさんが「息ができない」と訴える様子を撮影した動画がSNSで拡散し、怒りが広がった。
動画でフロイドさんを押さえつけていた元警察官(免職済み)のデレク・ショービン容疑者は第3級殺人などの疑いで訴追された。BBCによるとミネソタ州法の第3級殺人罪は「殺害の意図はないまま、不道徳な考えから人命を無視し、著しく危険な行為で他人を死亡させた」場合に適用される。
2:抗議活動がさらに広がり、暴徒化(5月26日~)
抗議デモはまず事件現場になったミネソタ州ミネアポリスで26日に始まった。
最初は平和的に行われていたが、2晩目となる27日夜~28日にかけては、いくかのエリアで暴徒化。自動車用品店や警察の建物に火を放ったり、ディスカウントストアでの略奪行為と貧困層に対する分配なども行われた。
警察は参加者に催涙ガスやゴム弾を使用して応戦し、負傷者も出ている。 ミネアポリスでは29日と30日の夜間外出禁止令が発令された。
さらに、抗議活動は西部のカリフォルニア州ロサンゼルスや南部のテネシー州メンフィスにまで広がった。
ロサンゼルスでは、27日夜、抗議活動の参加者たちが高速道路を塞ぎ、警察と衝突した。
メンフィスでは、27~28日、参加者たちが「Black Lives Matter(黒人の命だって大切だ)」「Stop Killing Black people(黒人を殺すのは止めてくれ)」「Silence is Violence(沈黙は暴力)」といったサインを掲げて、フロイドさんらの死に抗議した。
【ストライキ】ブラックアウトチューズデーが関係?
「オリックス対ソフトバンク」は6月2日(火)に行われましたが、同日は人種差別について考える「ブラックアウト・チューズデー」が世界的に実施されていました。
ジョージ・フロイドさんが警官により首を圧迫され死亡したのを受け、アメリカの音楽業界では「仕事から離れ、コミュニティと再びつながる日」を設けようとの声が上がり、多くのレコード会社や企業が賛同している。この“ブラックアウト・チューズデー”は6月2日に実施される。
先週終わりから業界では、「文化の門番として、一丸となり勝利を祝うだけでなく、喪失時にお互いを支え合うのが我々の責任だ」とのメッセージが広まっていた。ワーナー・ミュージック・グループ、Sony/ATV、BMG、ユニバーサル・ミュージック・グループ、Def Jam、英国のインディ・レーベルDirty Hit、Apple MusicのEbro Darden、米国作曲家作詞家出版社協会、ディストリビューターのEMPIREらがこれに応じる予定で、インタースコープ・レコーズは今週、新作のリリースを行なわないという。
ワーナー・レコーズは「私たちは、私たちの雇用者、アーティスト、グローバル・コミュニティを支援します。たった1日ではありますが、私たちは真の変化を目指し闘い続けることに専心します」と、ユニバーサル・ミュージック・グループは「キング牧師の言葉“沈黙が裏切りとなる日が来る”を借りるならば、変化のために声を上げる責任がある者にはその時が来た」との声明を出している。
当初は音楽業界だけでしたが、世界的に実施されたことから様々な国や業種の方々が「ブラックアウト・チューズデー」を行いました。
日本でも、InstagramなどのSNSで「ブラックアウト・チューズデー」の投稿が相次いでいます。
モヤ選手の無気力見逃し三振もこの「ブラックアウト・チューズデー」が関係しており、「ショービジネスは今、一度立ち止まるべきだ(#TheShowMustBePaused)」というスローガンを”一度もバットを振らない”という形で表現したのだと推測されます。
【Twitter】ファンの意見や反応は?
今回のモヤ選手の行動に関して、Twitterには様々な意見が投稿されています。














まとめ
今回は、モヤ選手の無気力見逃し三振について共有させて頂きました。
モヤ選手はとても誠実で真面目な選手なので、無気力三振については何かしら意図があった可能性はかなり高いです。
それが人種差別への抗議かは分かりませんが、「ブラックアウト・チューズデー」と重なっていたのは偶然ではないと思います。
このままでは一部のファンからの「やる気がないなら出るな」「二軍に降格させろ」という不満の声が大きくなってしまうので、早く本人か球団からコメントを出して欲しいです。
最後までご覧頂きありがとうございました。
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