今回は、『日曜THEリアル!・居場所をください~限界密着・・・壊れていく子どもたち~』に関するニュースです。
『居場所を下さい』は、フジテレビ系列の「金曜プレステージ」枠にて放送されたドキュメンタリーの特別番で、これまでに4作が放映されています。
家庭問題やいじめ問題、虐待などを扱い、若林正恭さん(オードリー)と松岡茉優さんがMCを務めています。
スタジオのパネラーには、尾木直樹さん(教育評論家)と北斗晶さん、高橋英樹さんと高橋真麻さん親子が出演しました。
毎回注目を集めるドキュメンタリー番組ですが、2020年2月23日に放送された内容がTwitterで炎上してしまいました。
そこでこの記事では、『居場所を下さい』の放送内容について共有させて頂きます。
【放送内容】『居場所をください』第5弾
2020年2月23日に、フジテレビ系列の日曜THEリアル!『居場所をください~限界密着…壊れていく子どもたち~』が放送。
3人の熱血先生に密着しました。
育児放棄、虐待、いじめ、非行…傷だらけの子どもたちがいる。
社会とも家族とも関われない、これまでにどこにも居場所がなかった彼らとどう向き合えばいいのか。どうすれば社会復帰させてあげられるのか。親や環境の問題で「居場所」を失い、不登校、引きこもり、非行に走る子どもたちに、熱血先生たちが「居場所」を作り、24時間、全身全霊で向き合ってゆく。
この番組は、殻を閉ざし、荒れる子どもたちへの長期密着取材から、子どもたちが人生を激変させる瞬間を捉え、生きる目標を見つけ出し歩み始めるまでを描くドキュメンタリー番組。これまでに4作が放送されている。
引用|フジテレビュー!!
その中の1人として、フリースクール「伊藤幸弘塾」の塾長である佐野英誠さんが登場。
ゲームを昼夜行う不登校の子供の更生に尽力しました。
16歳の不登校…昼夜逆転し、部屋に引きこもる少年。母親は一人苦しんでいた。息子の不登校が始まったのは、中学2年生の時。学校での人間関係のもつれがきっかけだった。
少年が部屋で没頭しているのは、オンラインゲーム。ネット上の不特定多数の人間が、会話しながら、時に協力して戦いを繰り広げる。
佐野さんは、“ゲームに支配されない”人間になるために、独自の方法で子どもたちにゲーム教育、スマホ教育をしている。
母親からのSOSを受けた佐野さんは、スクールの寮長とともに、少年の部屋へと向かう。取り出したのは、防刃服(ぼうじんふく)。「アウトリーチ」という引きこもりの子を引き出す活動では、子どもたちから激しい抵抗にあい、殴られたり刃物を振り回されることも。だが、力づくで部屋から引き出すことはせず、必ず本人の同意を得るという。
引用|フジテレビュー!!
【動画】過去のやらせ疑惑
『居場所をください』は過去4作が放送されていますが、やらせ疑惑が浮上していました。
第1部の「暴力と怒りの根源」において、家庭内暴力を普段から行い問題となっている15歳(高校1年生)の少年を紹介。2009年4月に取材を開始し、2009年12月に近鉄花園ラグビー場で試合を見ながら天宮とした会話を通じ考えを改め、2010年2月にはラグビー部のマネージャーをしているというものである。
しかし、暴力を振るっていた頃、少年が自宅を撮影したとされる映像内に映っていたテレビアニメ『ひだまりスケッチ×☆☆☆』は2010年1月の放送開始であり、時系列上、辻褄が合わない。このことからやらせ疑惑が浮上した。
この指摘は『新・週刊フジテレビ批評』(2010年3月20日放送分)で紹介され、これに対して、フジテレビ広報室長の小田多恵子は少年が自宅を撮影したのは2010年になってからであると認めたが、「制作サイドに事実をねじ曲げる意図は全くなく、アニメ映像の部分も使用許諾を得て適正に放送した。頂いたご意見を真摯に受け止めて番組作りに努めていきたい」と回答し、やらせを否定した。
さらに、1ヶ月前に放送された『トラブルSOS 詐欺師VS弁護士』においても、「弁護士が状況確認のためといって席を外し、詐欺の被害者と加害者を二人きりにする」という場面があり、「ありえない」と炎上。
この不自然な状況についてTwitterで物議を醸し、「やらせ」だと炎上しました。
【恫喝】フリースクール塾長の放送内容
炎上することになった「引きこもりになった16歳の高校生」の放送内容は、以下の通りになります。
- 中学校2年生から人間関係のもつれで不登校
- ゲーム依存になっており母親から注意をされると感情が爆発
- 最初は暴力があった
- 高校生を説得する為に、フリースクールの塾長に依頼
- フリースクールの塾長が高校生を説得して連れ出そうと頑張る
- 最初は優しめだったのに声を荒げはじめる塾長
- 高校生「自分のせいだってわかってる」
- 高校生「ゲームはやりたくてやってるわけじゃない。僕がこうなってるのはゲームが原因じゃない」
- 塾長「現実逃避してるのは知ってるよ!複雑な心境、家庭環境あったのはわかるよ」
- 塾長「お前なんでこんなふざけた生活やってんだと言うつもりない」
- 高校生「それ言われたら僕もブチ切れますよ」
- 高校生「やって来てこれなんで、それでそうやって言われるんだったら僕死にます」
- 塾長「ちゃんと決断しなきゃ。こっち向け!」
- 高校生「僕、怒られたりします?」
- 高校生「人に怒られるのが精神的に一番無理なんです」
- 塾長「しないよ!」
- 塾長「自分を責めたりしないよ」
- 塾長「自分が弱い方に逃げるな!」
- 塾長「それでお前幸せになれないんだもん」
- 塾長「それでお前が幸せになれるんだったら放っとくよ」
- 塾長「下向きの時間はもういいよ。ちゃんと前を向かなきゃ。もう後ろは下がんないよ」
- 高校生「後ろには下がってないです。検索して自分でも頑張って、前に進んでるつもりなんで。下は向いてないです」
- 塾長「そんな怒んないでよ俺に、救いに来てんだよ?」
- 高校生「わかりました」
この後、高校生はフリースクールへ行くことを決心しました。
【Twitter】世間の意見や反応
この放送回についてはTwitterに様々な意見が投稿され、トレンド入りするほど反響がありました。
以下、Twitterの引用になります。
見てると武藤さんの株がすっごい上がるマジで他の奴らがゴミに見えてくる。
不登校でゲーム依存性の子のやつ見たらマジで腹たった。子供が悪い、逃げるのな、下を向くなとかどの立場から言ってるん?別に逃げること悪くないやんエゴで語んな
なんかすごい怖かった
共感できるところもあったけど
やっぱり初対面の人にすぐに怒られたりお前呼びはまじないと思った
チャンネルまわしてたら、ひきこもり高校生に 「今すぐ合宿行くよ」「ダメな自分と決別しようぜ!」「現実から目を背けて逃げてちゃダメじゃねぇか!」とか、自殺に追い込む熱血おじさん登場で、どん引いてる
心のケアに携わる人間からすると、この番組に出ている専門家達の振る舞いが許せない気持ちになる。
引きこもりになった経緯を無視してその子に努力が足りない、頑張れば良い、そして気話をする態度。
どれを取っても尊厳を無視してる。そしてその根性論はなんだと言いたい
この佐野という人物に怒りを覚える。
突然現れてあぐらをかき、お前呼ばわり。逃げてるだのなんだの全否定。この高校生の言ってることの方がよほど共感できる。
この子大丈夫かな?こんな引き出され方して。
引き出すのは簡単。その後この子になにができる?
今テレビで、ヤンキー上がりのオジサンが、引きこもりで苦しんでる高校生に「自分に負けてる」「他人のせいにするな」的なことを言うてた。
これね、苦しんでる人に絶対言うたらあかん言葉。
ゲームどうこういう問題じゃないし、まず突然きて初対面でなんの話も聞かないで説教、お前呼び。威圧的な態度。
このおじさん何言っちゃってんの?
救いに来てんだよとかなに恩着せがましい押し付けしてんの?
引きこもりの人に「逃げてる」「甘えてる」「わがまま」は禁句でしょ
なんで出られないのかまずは考えないのかなぁ
なにこれきもい
「僕怒られますか? 怒られるのが一番無理なんです」
「だったら逃げるな」
答えになってないし。 必死の思いで自分が一番して欲しくない事を打ち明けてるのになんなの?
子供の恫喝する様なヤクザもどきが引きこもりの子供のケアなどやらないで欲しい。
引きこもりや不登校のケアは専門のカウンセラーなどに相談してください。間違っても子供の心を蔑ろにするヤクザな専門家には相談しないでください。
私の心からのお願いです。
まとめ
今回は、『居場所をください』について共有させて頂きました。
Twitterではかなり炎上していましたが、フリースクール側のバックボーンなどを見てみないと、どういった意図があったかは分かりません。
しかし、放送では不誠実な印象を受けたのも事実です。
高校生が、自分なりのより良い生活に向かえていることを願っています。
最後までご覧頂きありがとうございました。
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コメント
コメント一覧 (3件)
子供の気持ちを一切無視した!やり方がむり!
撮影も未成年者をだすのが!人権侵害
この佐野がやっているフリースクールの生徒で、色々内状も知っていますが、もし良ければリークさせて下さい。
教えてくださいm(_ _)m
暴力的「ひきこもり支援」施設問題を考える会
https://note.com/bouhikimon/n/naca836d312a0